盛岡地区の岩手県交通の路線バスで、10月15日から従来のICカード乗車券を定期券として利用できるサービスが始まりました。
バスと鉄道の定期券を1枚のカードに集約できることになります。
西島芽アナウンサー
「こちらのICカード、きょうから定期券としても使えるようになりました。このようにタッチするだけでバスの乗り降りができるんです」
15日から盛岡地区で発行が始まった岩手県交通のICカード「Iwate Green Pass」の定期券。
カードリーダーにタッチすると画面には定期券の情報が表示されます。
発行の際、あらかじめ区間を設定し、その区間内であれば途中で乗り降りすることも可能です。
また、その区間を超えて利用した場合、差額分はチャージした額から自動的に差し引かれます。
定期券の期間は1カ月分、3カ月分などが用意されていて再発行も可能です。
県交通 総務部 小原希望主任
「JRの鉄道の定期券とバスの定期券が1枚にまとめることが可能になった。こちらを利用して、より多くの方にバスをご利用いただければと」
当面、紙の定期券も使用できますが、今後はIC定期券への一本化を目指すということです。
IC定期券は盛岡駅東口のバス案内所などで発行しています。
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