福井市は15日、インバウンド誘客を推進しようと、外国人向けに日本の観光情報を発信する企業と地域活性化に関する協定を結びました。
 
福井市と協定を結んだのは、訪日外国人向けの情報ウェブサイト「ジャパンガイド」を運営する大阪の企業「エクスポート・ジャパン」です。
  
ジャパンガイドは全国47都道府県の観光情報を発信していて、月間ページビュー数は800万~1000万を誇ります。
  
15日の締結式は福井市内にある観光スポットの一つ養浩館庭園で行われ、西行茂市長とエクスポート・ジャパンの取締役シャウエッカー・ステファン氏が協定書にサインしました。
 
市はこの協定締結により、ジャパンガイドの統計データを共有することで効果的にインバウンド誘客や地域活性化につなげたい考えです。
 
ジャパンガイドが自治体と協定を結ぶのは福井市が初めてです。

エクスポート・ジャパンのステファン氏は「日本の伝統的な場所を見に行きたい外国人が多い。このような庭園や城、寺、神社は特に魅力的だと思う」と話しています。
 
ジャパンガイドは、2024年3月に北陸新幹線県内開業に合わせて福井をPRする動画を制作していて、その第二弾として秋から冬にかけての魅力を紹介する動画も制作し
ウェブサイトで発信する予定です。

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