東京電力によると、24日午前10時40分過ぎに、福島第一原発で電源の1つが停止し処理水の海洋放出も停止したが、設備に異常は確認されなかったとして、午後5時16分に再開した。

一方、停電後も原子炉の冷却機能などの運転は継続していて、周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値に異常はないとしている。

また、停電直後に敷地内で掘削作業をしていた協力企業の50代の男性作業員がやけどを負い、病院に搬送された。

命に別条はなく、誤ってケーブルを損傷し、感電したとみられている。

東京電力は、停電は掘削作業によるケーブルの損傷が原因とみて復旧作業を進めている。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。