廃校となった岩手県紫波町内の小学校の校庭にホテルやレストラン・集合住宅が作られることになりました。
校舎には新たに農林業などを学ぶ施設も整備する予定で、地域のにぎわいづくりや人材育成に期待が寄せられています。
4月23日は起工式が開かれ紫波町などの関係者約40人が出席し工事の安全を祈願しました。
高橋礼子アナウンサー
「廃校した旧長岡小学校を活用する新たな施設、広い校庭には農業を楽しみながら暮らせる住宅や宿泊施設が完成する予定です」
紫波町の旧長岡小学校の跡地を活用し新たな施設を建設するこの取り組みは、町と企画を手がけたマザー・オガール地方創生アカデミーが協力して進めています。
農業が盛んな町内の長岡地域でにぎわいをつくりだそうと「農ある暮らし」=「ノウルプロジェクト」と名付けられました。
校庭には花や麦・そばを栽培する畑とホテルやレストラン・集合住宅が建設されます。
また旧校舎を活用し農林業などの技術を学ぶ学習施設も設けられ人材育成を行います。
マザー・オガール地方創生アカデミー 岡崎正信社長
「農業に携わりたいと思っている方々への暮らしの提供を新しい形で実現したい。地元の方々が自慢するエリアだからこそ、地球の裏側からでもここに来たいと思う人が出てくれるだろう」
総事業費は13億円でホテルや住宅は2025年春のオープンを予定しています。
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