札幌市営地下鉄南北線で4月22日、タイヤがパンクしたトラブルで、工事中の走行路に仮で設置した部材が浮き上がったことが、原因とみられることが分かりました。
「市民に不安と心配を与えたことをお詫び申し上げます」(札幌市交通局担当者)
札幌市交通局は会見で、タイヤがパンクした原因は車両の進路を切り替えるポイントの不具合であるとしました。
当時、麻生駅周辺では古くなったポイントを取り換える更新工事中で、全長約15メートルの古い部材を3分割して、新しいものと交換する作業を行っていました。
工事では分割したうちの1つをタイヤが通る場所に仮で設置していましたが、振動などで浮き出て、タイヤに接触してパンクしたとみられています。
札幌市は部材が浮き出た原因が特定できていないことから、不具合が生じた詳しい経緯を調べて、再発防止を徹底するとしています。
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