赤沢経済再生担当大臣が就任会見に臨み、デフレからの完全脱却までは金融政策の正常化を慎重に進めることが必要だという認識を示しました。

赤沢亮正経済再生担当大臣
「石破総理が金利引き上げに前向きだということを言われるのはちょっとですね、私からすると全体の絵として必ずしも正しくないかなと思う」

 赤沢大臣はデフレからの完全脱却を最優先する考えを示しました。

 そのうえで、現時点では「デフレから抜けることをできたと思えない」などとして、日銀は金利の引き上げについて「かなり慎重に考えるべき」と強調しました。

 経済対策では今月で終了する予定の電気・ガス代への補助の延長について「何かしら電気代がかさむような事態も当然出てくる」などと述べ、「最大限できることをやっていく」として可能性も示唆しました。

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