10月1日ですが、たくさんの分野で値上げの動きが見られます。

その値上げの秋は子どもたちも無縁ではなさそうです。

鹿児島県姶良市の雑貨店です。

子どもたちが大好きなお菓子がずらりと並びますが、ここにも「値上げの秋」が忍び寄っています。

象徴的なお菓子がおなじみ、うまい棒です。

1979年の販売開始から43年間、10円で売られていましたが2022年、12円に値上げされ、それからわずか2年となる今回、希望小売価格は15円となりました。

背景にあるのは原材料費や人件費、それに配送費などの高騰です。

お菓子の値上げは?
来店した子ども
「うれしくない。(これからは)そんなに買えないと思う」「値段を決めて買いたい」「お手伝いをいっぱいしてお金を稼ぐ」

レトロ雑貨店ラビット・今村樹里さん
「ほとんど値上げされた感覚。8割くらい。100円持って来て買えるくらいの綿菓子屋さんになれたらという思いがあったが、今、100円では買えても2、3個なのでかわいそう」

一方、鹿児島県霧島市の児童クラブの中にある子供たちが運営する駄菓子店も値上げの波が押し寄せています。

このところ店ではほとんどの駄菓子が値上がりしたため、売り上げが落ちていますがうまい棒も10月分の仕入れから泣く泣く値上げに踏み切るそうです。

こづかいは変わらないのに駄菓子だけが高くなると、子供たちは怒っています。

かけ声4人「値上げは許せないオー」

他にも身近なもの値上げとなります。こちらをご覧ください。

まずは、郵便料金です。はがきは、これまでの63円から85円に。
定形郵便物はこれまで、重量区分を1つに統合して50g以下で110円となります。定形外郵便やレターパックなども値上げします。

また、電車の運賃、肥薩おれんじ鉄道は大人の初乗り運賃が190円から230円にとなります。また、定期券も約35%の値上げに
なるということです。

また、薬に関しても価格が変わります。ジェネリック医薬品がある薬で先発医薬品を
希望する場合は特別料金が必要になります。また、一部の市販薬も価格が改定され
値上がりします。

今後も、生活への影響が続きそうです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。