香川大学が開発したオリジナルのブドウの品種を使ったワインの仕込み作業がさぬき市のワイナリーで始まりました。

丸々とした濃い紫のブドウの実。香川大学農学部が開発したワイン用のブドウ、「香大農R-1」です。さぬき市のさぬきワイナリーでは、このブドウを使ったワインの仕込み作業が始まり、約4トンのブドウから果汁が絞り出されました。

このブドウは、糖度が約20度と甘いのが特徴で、ワインになると赤紫の濃厚な色合いになるほか、渋味が少なく、まろやかな味わいが楽しめるということです。また、ポリフェノールやアントシアニンが通常より2倍から3倍多く含まれていて、美容や健康にも良いということです。

(さぬきワイナリー 松本朋弥副工場長)
「台風の影響も特になく、糖度が高い上質なブドウになった。地元の食材と合わせ、赤ワインなので地元の肉料理と一緒に食べてもらえたら」

このワインは約6000本作られる予定で、県内各地の酒店などで11月17日から販売されます。

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