岡山県北を舞台に9月28日に開幕したアートの祭典「森の芸術祭 晴れの国・岡山」。現代アートの作品展示や舞台演劇が行われ、各会場が盛り上がりを見せています。


開幕前日に披露された、俳優でダンサーとしても活躍する森山未來さんによるアートダンスパフォーマンスです。

■森山未來のアートダンスパフォーマンス
・横仙歌舞伎が持つレパートリーのひとつ「三番叟」
・大地を踏みしめ、新たな種を蒔く
・五穀豊穣を寿ぐ演目

本番前夜、岡山県奈義町の特設ステージでは町民向けに公開リハーサルが行われました。

(地元の人は…)
「地元(開催で)楽しみにしている。近くで見られてうれしい」
「なかなか(町に)来ない人が来てくれて、パフォーマンスが見られるのは子供にとってもいい機会で、いい刺激にもなるので楽しみ」

(俳優・ダンサー 森山未來さん)
「地元の芸能に携わる人々であり、生活者の人々とかかわりながら作ってきたので、僕にとって宝物のようなもの」

■太鼓の演奏
・鶴山桜太鼓子供教室

28日に芸術祭の会場の一つ、津山市の衆楽園で行われた開幕セレモニーには岡山県や12の市町村の関係者らが出席しました。

(テープカットの様子)

芸術祭のみどころは日本を含む11カ国42組のアーティストによる作品展示です。県北を舞台に開幕した新たな国際芸術祭。アートディレクターを務める石川県の金沢21世紀美術館、長谷川祐子館長もその盛り上がりに期待を寄せています。

(森の芸術祭アートディレクター 長谷川祐子さん)
「日常と、今まで行ったことのないところへ行く冒険の旅、その2つを組み合わせ、ワクワクしながら、みなさんがこの芸術祭と一緒になって、本当に素敵な体験だった、ためになったと言ってもらえる芸術祭になれば」

ほかにも各地域の特産品で作ったグルメが味わえるのも楽しみの一つです。「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は2024年11月24日まで開催されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。