来年の大阪・関西万博の「紙チケット」について、日時の予約をしない場合は、開催期間中のおよそ半分の日程で利用できないことが決まりました。

大阪・関西万博のチケットをめぐっては、当初は原則、来場日時の予約が必要な「電子チケット」のみを販売し、来場者数を調整したうえで、交通の混雑を緩和することが検討されていました。

しかし、「購入手続きが複雑」という声が相次いだことを受け、コンビニや旅行会社などで「紙チケット」も販売されることが決まりました。

■ゴールデンウィークやお盆など期間中の約半分が「除外日」に

このうち、来場日時の予約が不要な「紙チケット」については、混雑が予想される日に利用者が増えた場合、公共交通機関などで想定を上回る混雑が生じ、安全が確保されない可能性があるとして、「除外日」が設けられることになりました。

「除外日」となったのは、ゴールデンウィークやお盆など以下の日程で、開催期間のおよそ半分となる合わせて98日間です。

【除外日】
●4月26日~5月7日
●6月1日~8月8日の土日祝
●8月9日~8月31日
●9月13日~10月13日
※「除外日」は必ず予約が必要

「紙チケット」は、来月13日から全国のコンビニや旅行会社で販売されます。

コンビニ…セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート

旅行会社…日本旅行・JTB

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。