(ブルームバーグ):米国では住宅ローン金利が2年ぶり低水準となったことを背景に、住宅ローン借り換えの申請が2週連続で急増した。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)の25日の発表によると、借り換え指数は20日までの週に20.3%上昇し、2022年4月以来の高水準となった。

30年物固定住宅ローンの契約金利は2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し6.13%。低下は8週連続で、2018-19年にかけての時期以来の長期連続低下となっている。

購入に向けた住宅ローン申請指数は1.4%上昇し、2月前半以来の高水準。同指数は5週連続で上昇しており、回復の兆しを見せている住宅市場の需要の高まりを示している。

同時に、住宅ローン金利も安定に向かう可能性がある。10年物米国債利回りは先週、小幅ながら上昇した。トレーダーは11月の米利下げ幅および、今後の利下げ軌道について議論している。

 

原題:US Mortgage Rates Fall Again, Triggering Big Wave of Refinancing(抜粋)

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