(ブルームバーグ):11月の米大統領選に関して18-29歳の有権者層を対象にした世論調査で、ハリス米副大統領がトランプ前大統領に32ポイント差でリードしていることが示された。若年層の有権者の間で民主党候補の支持率が拡大したことになる。この世論調査は、ハーバード大学行政大学院(ケネディスクール)の政治研究所が実施した。
ハリス氏とトランプ氏による一騎打ちを想定し、投票に行く可能性の高い有権者を対象にした調査では、民主党候補のハリス氏の支持率が64%、共和党候補のトランプ氏は32%だった。
政治研究所の世論調査ディレクター、ジョン・デラ・ボルペ氏は「この世論調査は、選挙戦が終盤を迎える中で、若年層の全般的な雰囲気や好みが大きくシフトしていることを示している」と分析した。
ハーバード大が今年先に、候補者3人以上による対決を想定した状況で若年層の有権者を対象に実施した世論調査では、バイデン大統領がトランプ氏を13ポイントリードしていた。同様に候補者3人以上を想定した場合、最新の調査におけるハリス氏のトランプ氏に対するリードは31ポイント。
今回の世論調査は18歳から29歳の有権者2002人を対象に9月4日から16日に実施。誤差率はプラスマイナス2.65ポイント。
原題:Harris Tops Trump 64%-32% Among Young Voters, Harvard Poll Says(抜粋)
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