8月下旬の台風10号による鹿児島県内の農業被害額が、過去15年間で3番目に大きい約32億円に上ることがわかりました。

県によりますと、県内の広い範囲を暴風域に巻き込んだ8月下旬の台風10号による農業関係の被害額は、31億9955万円に上るということです。

内訳は、農作物がサトウキビやオクラを中心に、11億7000万円あまりとなっているほか、農業施設が畜産用施設を中心に約7億円、耕地関係が斜面の崩壊などで約13億円となっています。

これは2010年以降の15年間では、3番目に大きい被害額となります。

また、奄美地方では台風10号の後、台風13号と14号が相次いで接近していて、これらによる被害調査も進められています。

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