(ブルームバーグ):JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が約4年半ぶりに利下げに踏み切った後でも、米経済ソフトランディングに対する自身の懐疑的な見方は変わらない述べた。

ダイモン氏は首都ワシントンで開催のイベントで、ソフトランディング実現には「他の人より少し懐疑的だ。その確率はより低いとみている」と発言。「実現することを望むが、インフレがそう簡単に収束するかどうかも疑わしい」と語った。

利下げが米大統領選に影響を与えるかとの質問に対しては、ほとんど影響はないだろうと答えた。

FOMCは17-18両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定。いわゆるソフトランディングに向けた政策転換に踏み切った。ダイモン氏は17日に開かれた会議で、0.25ポイントの利下げでも0.5ポイントの利下げでも「衝撃的な出来事にはならないだろう」と述べていた。

原題:JPM’s Dimon Says He’s Skeptical of Soft Landing After Rate Cut(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。