小林製薬の紅麹サプリの健康被害問題をめぐりプベルル酸が含まれる製品を摂取した可能性が高く、腎障害が疑われる死者が6人いることがわかりました。

 厚生労働省によりますと、小林製薬の紅麹サプリの健康被害問題をめぐり、死亡した人のうち1.プベルル酸が含まれる2023年7月以降に出荷された製品を摂取した可能性が高く、さらに2.何らかの腎障害がある又は疑われる者は現時点で6人いるということです。

 厚労省は、大阪市が実施した死亡事例の調査のうち、8月15日までに、調査が終了したと報告があった58人の死亡例を分析したということです。

 9月18日に行われた厚労省のワーキンググループではこの6人の死亡例を基に、食品衛生法上の措置の要否を検討したということで、プベルル酸を発生させない製造条件等の必要性についても今後検討していくとしています。

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