熊本市は来年1月中旬から熊本城を周回するルートで自動運転バスの実証実験を行う方針です。
将来的には運転士不足の解消などにつながることが期待されます。
熊本市は、今開かれている議会に来年1月中旬から3月末まで熊本城を周回するルートで自動運転バスの実証実験を行うための経費1億2000万円を計上しています。
18日の市議会・都市整備委員会、市は「導入により運転士不足や公共交通機関の利用増加などが期待される」と説明しました。
自動運転には5段階があり、今回の実証実験は運転士が監視した状態でハンドルやブレーキ操作を自動化する『レベル2』で行うものの、将来的には『レベル4』、特定条件下での完全自動運転を目指すとしました。
【市交通企画課 大川 望 課長】
「まずはレベル2で自動運転に対する良いデータ、悪いデータ、阻害要因を捉えて、段階的にレベルを上げて最終的にレベル4を目指したい」
実証実験は来年1月中旬から3月末までの予定。1日6便を運行し運賃は無料とする考えです。
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