(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁は、ユーロ圏のインフレ率が来年に2%に戻ると予想されるため、ECBは引き続き金利を引き下げるべきだとの考えを示した。

ビルロワドガロー氏は18日、今後数カ月は物価データに多少の変動が見られるだろうが、インフレに対する勝利は「視野に入っている」と述べた。

同氏はBFMテレビに対し、「われわれはこれまで2回金利を引き下げてきたが、今後も引き下げを続けるべきだ」と語った。

ビルロワドガロー氏は金融緩和を徐々に進めるよう呼びかけたが、今後の動きの時期については何の指針も示さなかった。

 

同氏は会合ごとに決定を下す方針を維持することに賛同しているが、ユーロ圏経済が勢いを失う中、インフレが目標を下回るリスクについても警告している。

原題:ECB Should Continue to Reduce Interest Rates, Villeroy Says(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。