話題の韓国スイーツを楽しめる店が秋田の台所・秋田市民市場にオープンする。SNS映えするのはもちろん、市場で扱う新鮮な果物を使うなど味わいにこだわった。オーナーの思いと地元への愛が詰まっている。
4月27日、秋田市民市場1階にオープンする「Wild Berry(ワイルド ベリー)」。
現在プレオープン中で、首都圏で流行している韓国スイーツを楽しめる店として、若い世代や家族連れを中心に人気を集めている。
Wild Berry・阿久津正孝オーナー:
「韓国大好きで、自分で食べてもおいしかったし、もうちょっと自分で探求したいところもあって、はやっている韓国のものを少しでも早く届けられればと思って始めた」
提供するのは「ピンス」
かき氷だが、氷は使っていない。味のついた液体を瞬間的に凍らせて細かい糸状に削り出したもので、溶けにくい上に溶けても味が変わらないのが特徴。
店オリジナルの「ブラックミルク」には、腸をきれいにするといわれる炭が入っている。
佐藤愛純アナウンサー:
「ピンスをすくいあげたときの断面がきれい。口に入れた瞬間にピンスが一体となって、すっと溶けた。甘い濃厚なミルクが口いっぱいに広がる」
このほか、濃厚な味わいが楽しめるイチゴやマンゴーも人気だ。
佐藤愛純アナウンサー:
「氷自体に味がついているので重くなく、3杯目だが全く頭がキーンとしないのがうれしい。いくらでも食べられる」
また、フルーツあめの「タンフル」にはこだわりがある。営業日に市場内の青果店から仕入れた新鮮な果物が使われている。シュガーレスのあめを使用していて、溶けづらく持ち帰りにもぴったりだ。
ところで、なぜ市民市場内に店を設けたのだろうか。
Wild Berry・阿久津正孝オーナー:
「市民市場は秋田駅前の台所、ランドマークとなっている。子どもの時から利用していて、何でもいろいろな店があって本当に来るのが楽しみで、すごくにぎわっていた。もう少し活気を取り戻してほしくて、若い人にももっと市場を知ってほしくて、そこを狙ってここにした」
周りの店に、早くも反響があった。
あいば商店・相場七恵さん:
「スイーツを食べたお客さんが買いに来てくれて、今まで市場に来なかったお客さんも来て、『市場ってこういう果物があるのか』と言う人もいて、とてもうれしい」
Wild Berry・阿久津正孝オーナー:
「市民市場に来やすくしたい。いろいろおいしいものもあるし、市場ってすごく楽しい魅力が詰まっているので、若い人にもぜひ集まってきてほしい」
いずれは地元の企業とコラボレーションした秋田独自のフレーバーを提供する予定。市民市場で話題のスイーツを堪能してみてはいかがだろうか。
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