小林製薬は、紅麹サプリをめぐる問題を受けて、創業家に依存した経営の見直しなどを盛り込んだ、再発防止策を公表しました。
小林製薬の紅麹サプリについては、死亡した119人について、摂取との因果関係が調査されています。(※9月8日時点)
小林製薬は、17日、品質・安全に関する意識改革と体制強化や、コーボレート・ガバナンスの抜本的な改革などを柱とする、再発防止策を公表しました。
【小林製薬・山根聡社長】「製品の品質安全に関する、全役職員の意識を改革する。再発防止策をすみやかに徹底して実行することで、製品を安心して使用してもらえるよう、信頼回復に真摯に努める」
また、再発防止策では、創業家の強力な求心力に基づいた指示や指導のもと、業務を行う傾向にあったと指摘。
創業家との関係を見直し、同質性を取り除くことで、多様性を強めるための人材配置や育成を行うとしています。
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