(ブルームバーグ):ソフトバンクグループが支援するコロンビアの宅配スタートアップ、ラッピは向こう1年以内に新規株式公開(IPO)の準備が整う見込みだ。共同創業者のサイモン・ボレロ氏が記者会見で明らかにした。
9カ国で宅配事業を手掛けるロッピは中南米で最も評価額の高いスタートアップの1社。ボレロ氏は、過去3年間で売上高が倍増し、利益は経営陣がIPOを検討できる水準に達したと述べた。上場先はニューヨークになる公算が大きいという。
「1年後には準備が整うが、急ぐつもりはない」と同氏は会見で発言。「利益が出させるようになった現在は投資を行うためにキャッシュを生み出している」と語った。
ラッピは音声による注文を可能にする人工知能(AI)ツールに投資している。
原題:SoftBank-Backed App Rappi Expects to Be IPO-Ready in 12 Months(抜粋)
--取材協力:Nicolle Yapur.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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