キリンホールディングスは、ファンケルを完全子会社化し、アジア・太平洋地域で最大級のヘルスサイエンス企業を目指します。

大手飲料メーカーのキリンホールディングスは、健康食品や化粧品を展開するファンケルに対し行っていたTOB(株式公開買い付け)が成立し、9月19日付で連結子会社化すると発表しました。

ファンケルの臨時株主総会を経て完全子会社となる見通しで、買収額は約2300億円となります。

キリンは、健康志向の高まりで主力のビール類の市場が伸び悩む中、健康関連の事業を強化していて、ファンケルを完全子会社化することで事業を加速したい考えです。

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