11日の日経平均株価は一時900円以上、急落しました。終値は10日より500円余り安い3万5619円となり、7営業日連続で値下がりしました。

 11日の日経平均は、円相場が一時1ドル=140円台と1月2日以来の円高水準になったことから輸出関連株を中心に幅広い銘柄で売られ、一時900円以上、下落しました。

 市場関係者は、8月上旬にあった株価の乱高下が意識され、少しの値動きでも不安心理が働いて売られた可能性もあると指摘しています。

 その後、円相場が円安方向に動くにつれて下げ幅も徐々に縮小されましたが、終値は10日より539円安い3万5619円でした。

 日経平均はこの7営業日で3000円以上の値下がりとなり、およそ1カ月ぶりに3万5000円台で取引を終えています。

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