まさに「実りの秋」という風景が広がっている。福島県のブランド米「福、笑い」の収穫が始まった。本格化する新米の収穫、コメ不足の解消も待ち望まれる。
福島テレビ・松山理穂アナウンサー:「まだ厳しい残暑が続いていますが、田んぼは黄金色のじゅうたんが広がっています。これから稲刈りがはじまり、まもなく新米のシーズンを迎えます」
福島県大玉村で稲刈りがはじまった「福、笑い」。
今年でデビュー4年目、大粒で強い甘みと香りが特徴の福島県のトップブランド米だ。その粒の大きさゆえに、猛暑によるひび割れが心配されたものの、8月下旬からのまとまった雨が救世主となり順調に育った。
あだたらの里「福、笑い」研究会の今井雄治会長は「温度(気温)は高かったものの、適当に雨が降ってて、すごくいい状態に実ったんじゃないかなと思います。新米の香りすごくいい香りがするので、それを皆さんにお届けしたいなと考えています」と話していた。
福島県などによると、2024年の「福、笑い」の収穫量は、2023年の約3倍の1000トンほどを見込んでいて、9月下旬には、スーパーや直売所などに並びはじめる見通し。
新米が出はじめ、県内の市場では、コメも安定供給される見通しが立ってきたということで、10月ごろには「コメ不足」も解消されそうだということだ。
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