2023年一部の産地で不作だった影響などから全国的にコメが品薄な状況となっている中、岩手県南の米どころ奥州市で稲刈りが始まりました。

秋晴れが広がる中、稲刈りが始まったのは奥州市江刺の菊池幹由さんの田んぼです。

菊池さんは37ヘクタールの田んぼで岩手県の主力品種「ひとめぼれ」を栽培していて、9月9日は黄金色に実った稲穂を機械で次々と刈り取っていました。

2024年は夏の天候に恵まれたため稲の生育が良く例年より1週間ほど早い刈り取りだということです。

コメ農家 菊池幹由さん
「コメ不足になった中、皆さんに新米を早く作って出したいという思いがある。どんどん食べていただきたい」

菊池さんの田んぼでは10月20日頃まで稲刈りが続き、全国的にも評価が高い「江刺金札米」として出荷されます。

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