帝国データバンクが発表した先月の全国の企業倒産はおよそ750件に上り、8月としては、過去10年で最多となりました。
帝国データバンクによりますと、負債額1000万円以上の先月の全国の企業倒産は、去年の同じ月と比べて4件多い746件となりました。
倒産件数が去年の同じ月を上回るのは、28か月連続で、8月の倒産件数としては、過去10年で最多です。
中でも、物価高を理由にした倒産は64件と、30か月連続で去年の同じ月を上回っています。
業種別では、人手不足のほか、長引く円安を背景にシャンプーなどの資材費が高騰していることから、美容室の倒産が増えているということです。
また、コロナ禍で減った患者数が戻らず、病院や歯科医院など、医療機関の倒産も増えています。
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