「特定帰還居住区域」は、帰還困難区域にある復興拠点以外のいわゆる「白地地区」のうち、住民が帰還できるように国費で除染やインフラの整備が進められるエリアだ。
福島県富岡町では、小良ヶ浜・深谷・新夜ノ森の3つの行政区の一部あわせて220ヘクタールについて計画を策定し、2024年2月に国が認定した。
9月5日から、2024年度に予定されている21ヘクタールの除染と、50件の建物の解体工事が始まった。
町内の事業は2029年末まで行われる計画で、このほか大熊町など3つの町で工事が進められている。
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