神奈川・横浜市内にある美容室。
外に並ぶ人たちの目当ては何なのでしょうか？
ヘアカットのタイムサービス。
驚くのはその安さです。
通常980円でも十分安いうえに、平日の午後1時から3時までのタイムサービスでは、690円になるというのです。
ハクブン広報部・岩崎麻由部長：
当社はクオリティーそのままに短時間でカットする技術を編み出している。
こちらの男性のカット時間は、ズバリ8分。
カット時間を短縮し、客の回転率を上げているといいます。
ハクブン広報部・岩崎麻由部長：
1日約80名来るお店では、タイムサービスの時間帯だけで40名。
美容業界では今、光熱費の高騰や人件費の上昇などによる経営環境の悪化で、過去にないペースで美容室が倒産しています。
帝国データバンクによると、2024年8月までの美容業の倒産は139件。
これは、2023年の同じ時期と比べて1.5倍の多さだといいます。
そうした中にあって、破格のタイムサービスを打ち出したこの美容室チェーンは、全国で1000店舗超えを達成。
2024年4月以降だけで50店舗近くも出店したのです。
東京・板橋区にも独自のサービスで業績を伸ばしている美容室がありました。
カットとカラー専門で、客の8割が50代の女性だという美容室チェーンです。
カット料金は、税込み1430円、カラー代も税込み2640円と格安です。
C&P営業部・上原薫部長：
カットが15～20分程度で、シャンプーで5分。シャンプーまで30分。
利用時間わずか30分ほどと、安くて早い点が忙しい主婦らの心をがっちりつかんでいました。
店側はこの格安サービスを維持するため、セルフレジ、セルフブローを取り入れ、人件費を節約。
更に導入したのがマシンオートシャンプーです。
C&P営業部・上原薫部長：
オートシャンプーで入ってる時間は別作業ができるので効率化。
フジテレビ・東中健キャスターも体験しました。
東中健キャスター：
水圧が強くなったり弱くなったりを繰り返して強弱が自分の頭皮を刺激して気持ちいいです。ああ～気持ちいい。
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