福岡県宗像市の中学生とチョコレートショップがタッグを組んで新たな特産品を開発。

商品化されるメニューがついに決まりました。

2日、宗像市のグローバルアリーナに集まったのは市立自由ヶ丘中学校の生徒たち。

その数、140人です。

◆チョコレートショップ2代目 佐野隆オーナーシェフ
「レシピは僕らが考えましたけど、素材はあなたたちが考えたものを作った」

今回、中学生たちとタッグを組んだのは福岡市の人気店「チョコレートショップ」。

宗像市の新たな特産品を開発しようと、生徒たちのアイデアをもとに試作された4種類のスイーツがお披露目されました。

◆チョコレートショップ 峰岸奈々シェフ
「生チョコの口溶けのスピードだったり、食感だったり、味のトーンも色々試した結果、ベストな黄金比にたどり着いたと思う」

生徒たちは、試作品のスイーツを実際に試食。

「味」や「見た目」「宗像らしさ」など6つの基準で評価し、どれが「宗像市の新たな特産品」にふさわしいか自分たちで投票して決めます。

◆生徒
「味の評価は5です!抹茶とチョコのマッチがとても最高でした」

◆生徒
「チョコレートだけど、酸味とかブルーベリーの良さがあってめっちゃおいしい」

そして、いよいよ結果発表、商品化することが決まったのは…。

◆司会
「4組になりました!」

宗像のほうれん草や菜の花を使用したクランチ入りのチョコレートが選ばれました。

◆選ばれたクラスの生徒
「宗像に合うチョコレートをみんなで考えて選ばれてうれしかった。自分たちが大人になっても、思い出に残るチョコレートになればいいなと思いました」

◆チョコレートショップ2代目 佐野隆オーナーシェフ
「中学生は初めて宗像を背負ってアピールしようとしている。九州・全国・アジア・世界まで広げていくことが僕らの使命感だと思って、一緒にこれからやっていこうと思います」

生徒たちが選んだチョコレートは11月中旬からチョコレートショップの店舗などで販売される予定です。

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