(ブルームバーグ):押さえておきたい世界のESG(環境・社会・企業統治)主要ニュースをまとめ読み(8月24~30日)。

キーエンスでは男性の4割止まり、男女賃金格差縮まらず

男女の賃金格差の開示義務化から約2年が経過した。時価総額が大きく日本を代表するような企業でも変化はなかなか見られない。是正への道のりは遠いが、格差が生まれる原因の分析や、女性のキャリアアップの後押しなど、改善に向けた取り組みも一部で現れ始めている。

CAT債の上期リターンが半減-ハリケーンシーズン警戒

今年のハリケーンシーズンに対する警戒感からカタストロフィー(CAT)債のリターンは既に大きな痛手を受けていると、CAT債投資が世界トップクラスのヘッジファンド、フェルマー・キャピタル・マネジメントはみている。

ESGファンド、石油やガスの組み入れ増加-ゴールドマン

ESGはコモディティーをブラックリストに入れることと同じと考える時代は終わったようだ。ESGと登録されたポートフォリオに石油、ガス、鉱業株を組み入れる傾向が1年前に比べて強まっていることが、ゴールドマン・サックス・グループのアナリストによる新たな調査で判明。

不動産市場最大のチャンス-元ゴールドマンのサンバーグ氏

ゴールドマン・サックス・グループでマネジングディレクターだったジョセフ・サンバーグ氏は、気候変動が不動産市場を根底から覆すという考えに自身のキャリアを賭けている。同氏は2022年後半から投資家トム・ステイヤー氏と共に、地球温暖化の中で不動産が直面する課題を巡り戦略を構築してきた。

コモディティーに関連した新たなリスク、ジェフリーズ警告

ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのアナリストは、主要コモディティーを製品に使用にしている企業が森林破壊を照準に定める新たな欧州連合(EU)規則の影響を受ける見通しであることから、投資家はポートフォリオを見直すべきだと指摘した。

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