東北電力は女川原発の再稼働の前提となる訓練を29日までに実施したと発表しました。一部訓練は体調不良者が出たことで中断していましたが、熱中症対策を講じた上で再開したということです。

女川原発は自然災害などに備えた「大規模損壊訓練」を今月8日に行いましたが、参加者3人が熱中症となり、訓練を中断していました。その後、追加の熱中症対策を講じた上で、今月15日に訓練を実施したということです。

また、重大事故が発生した場合の手順を確認する「シーケンス訓練」も今月20日から22日にかけて実施したということです。この訓練ではホースの接続作業が滞ったため、29日、追加の訓練を行い、作業の手順を確認したということです。

2つの訓練は女川原発の再稼働の前提となるもので、東北電力は今年11月ごろの再稼働を目指しています。

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