盛岡財務事務所は岩手県内の経済情勢について「持ち直しつつある」として、11期連続で据え置きとする判断を発表しました。

盛岡財務事務所は県内の企業約50社からのヒアリングをもとに3カ月ごとに経済情勢を発表しています。

4月の判断について前回の判断を据え置き「県内経済は持ち直しつつある」としました。
判断の据え置きは11期、2年9カ月間連続になります。

特に個人消費は、スーパーやドラックストアの販売が前の年を上回っているほか、国内旅行が緩やかに回復しています。

また、生産活動では電子部品・デバイスが自動車向けで堅調な一方で、スマートフォンやパソコン向けは引き続き弱い動きとなっています。

盛岡財務事務所では今後の先行きについて「雇用や所得の環境が改善する中で景気が持ち直していくことが期待される」、「一方で、物価上昇の影響や海外経済の動向に注意が必要」としています。

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