東海道新幹線は、8月29日午後4時すぎから、一部区間で運転を見合わせています。
止まっているのは上り:東京―新大阪下り:東京ー名古屋の区間です。
新静岡駅~掛川駅間での雨規制の影響により、運転を見合わせています。過去24時間の雨量が238ミリ、さらに過去1時間の雨量が63ミリに達しているということです。
◆東海道新幹線の運転見合わせ基準
JR東海への取材によりますと、東海道新幹線の運転見合わせにつかう基準は以下のようなものです。
沿線等に設置した59箇所の雨量計を用いていて、降雨量による運転見合わせの規制値は、従来から3つの指標があります。
〇1時間雨量が、60ミリ以上
〇1時間雨量+24時間雨量が、40ミリ以上+150ミリ以上
〇24時間雨量+10分間雨量が、300ミリ以上+2ミリ以上
これにくわえて、土石流が発生した際に新幹線の運行に影響を及ぼす恐れのある箇所(小田原ー熱海間新富士ー静岡間静岡ー掛川間)を対象に、気象庁の「土壌雨量指数(雨による土砂災害危険度の高まり)」を用いた規制を導入していて、計4指標で判断するということです。
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