女性1人が生涯に産む子どもの数を示した出生率の5年間の福島県平均が1.37にとどまったことを受けて、内堀知事が「大変厳しい状況」という認識を示した。

厚生労働省が4月19日に公表した2018年から2022年までの5年間の平均出生率で、福島県は1.37となり、前回の調査から0.19ポイント低くなった。全国平均を0.04ポイント上回ったが、内堀知事は4月22日の会見で歯止めがかからない少子化に危機感を示した。

福島県の内堀知事は「減少幅が大きいことから本県における少子化が急速に進行しており、大変厳しい状況にあると受け止めております」と述べた。その上で、内堀知事は「国と地方の適切な役割分担のもと、多様で幅広い施策を総合的に推進することが重要」と強調した。

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