もずくなどを販売するマルキン海産(沖縄県浦添市、金城裕治社長)は、主力商品の「味付けもずく」と「もずくのたれ」シリーズから、沖縄ポッカコーポレーションとタイアップした「瀬戸内レモン」を新発売した。マルキン海産の又吉良明常務は「今が旬のもずくを、よりおいしく食べられる。瀬戸内レモンの知名度で県外の反応を見たい」と話した。もずくのたれの本年度出荷数は5千本を見込む。

 同社は沖縄ポッカのレモン果汁商品から試作を繰り返し「レモンの酸っぱさを残しつつもマイルドな味わいで、香りも豊か」(又吉常務)な瀬戸内レモンに決定した。沖縄ポッカの北村嘉洋社長はポッカの創業がレモン果汁だったとし「もずくの消費拡大に協力でき、うれしい」と話した。

 味付けもずくパックタイプ(180グラム)は8月末までの発売で、もずくのたれ(280ミリリットル)は5月から通年発売する。問い合わせはマルキン海産、電話098(875)3310。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。