来年の大阪・関西万博では、SDGSは大きなテーマとなっていて、各国のパビリオンも建材などのリユースをテーマするケースも目立っています。

 博覧会協会も「ミャク市!」と題して、閉幕後の建材や設備の有効活用をマッチングするサービスをサイト上で構築していますが、その「移築対象リスト」に大屋根リングがラインナップされました。

 柱や梁、屋根材などが対象で、建築面積は計66000平方メートル、公募は来年1月からの公募入札が始まる予定だということです。

 希望者は申し込んで面談した上で入札と進んでいきますが、協会幹部によりますと、「計画性なく移築されて、数年で廃墟・使われなくなるとネガティブなレガシーになるので、計画も伺ったうえで移築を進めたい」としています。

 開幕前の出品。少し早いのでは?という意見もあるものの、「移築の規模を考えて早めにやっておきたい」としています。

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