22日の日経平均株価は、前日のアメリカ株が上昇したことを受け、一時450円以上値上がりしました。

 しかし、その後は方向感のない動きで上げ幅を縮小して取引を終えました。

マネックス証券 広木隆氏
「日米の金融政策をつかさどる金融当局のトップの発言機会があるということ。これが最大の様子見姿勢の原因です。23日、閉会中審査で植田総裁の発言があります。一方、アメリカでは、ジャクソンホール会合が開かれますが、FRBのパウエル議長の講演があります」

 市場では、アメリカが9月に0.25%ではなく、0.50%の利下げに動くとの予想も3割ほど出ていますが…。

広木氏
「パウエル議長の発言は、失望になるかもしれませんね。市場が期待するほど、利下げに積極的な発言をしないのではないかと。(アメリカの)株式相場は失望して下がる可能性があるけど、為替相場は円安が進む可能性があるので。日本株にとって円安はプラスで、アメリカ株安はマイナス。そこは綱引きになるでしょう」

(「グッド!モーニング」2024年8月23日放送分より)

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