JR西日本は2040年までに山陽新幹線の全駅・全のりばへホーム柵の整備を目指すことを発表しました。

 JR西日本によりますと、対象となるのは、山陽新幹線の18の駅にある49ののりばで、2040年までの完了を目指すということです。

 新神戸駅、岡山駅と広島駅の一部ホームなどにはすでに設置されるなどホーム柵の整備をこれまでにも進めていましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一時工事を中断していました。

 山陽新幹線内では2020年以降、線路に転落した事故は4件発生していて、線路内へ人が立ち入ったトラブルは2008年度以降12件あったということです。JR西日本はホーム柵の設置で線路への乗客の転落や人の立ち入りに伴う事故の防止を目的としています。

 ホーム柵の設置には、おおむね5~6年かかるということで、「のぞみ」が停車する駅から優先的に着手し、完了した駅から随時運用を始めていくということです。

観光列車「はなあかり」運行ルートや期間の詳細を発表
また、今年秋に導入される観光列車の詳細も発表されました。

10月5日から運行が始まる観光列車「はなあかり」は季節ごとに運行ルートが変わる列車で、10月5日~12月22日までの間は福井県の敦賀と兵庫県の城崎温泉の間を運行するということです。

運行期間は10月5日~12月22日までの土日の全24本で、料金は、敦賀~城崎温泉までの「スーペリアグリーン車」で片道・大人1人、1万2840円。グリーン車ボックス席とグリーン車指定席で片道大人1人、1万640円だということです。

事前に予約をすれば沿線の食材を利用した弁当やデザートを車内で食べられるサービスや、停車駅で、電車から降りて買い物ができるなどのサービスが提供される予定となっています。

予約は9月5日午前10時からで、全国の駅のみどりの窓口や主な旅行代理店の窓口で購入できるということです。

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