京都市の織物業を営む男性が時価総額1億円を超える金などをだまし取られました。

警察によると、織物業を営む男性（69）はことし6月、携帯ショップ店員を名乗る男から、「あなたの名義の電話が迷惑電話をかけている」と警察へ連絡するように指示を受けました。

男性が指示された番号に連絡すると、高知県警を名乗る男から逮捕状の画像が送られ「身の潔白を証明するために資産を全て提出してほしい」と言われました。

その後、男性は検察官を名乗る男の指示を受け、時価約1億80万円分の金を購入し、玄関に置いていたところ何者かに持ち去られたほか、現金約670万円もだまし取られたということです。

高知県警などを名乗る詐欺の被害は広い範囲で相次いでいて、警察は注意を呼び掛けています。

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