新千歳空港の国内線・待合室内の店舗で業務用のハサミを一時紛失したトラブルで、ハサミは利用客など外部の人物による持ち出しはなかったとみられることが分かりました。

 新千歳空港では8月17日午前、国内線の保安検査場の先にある待合室内の店舗で業務用のハサミを紛失。安全のため乗客の保安検査をやり直すなどし、Uターンラッシュの空港が混乱しました。

 空港を運営する北海道エアポートによりますと、ハサミの紛失を受け、店内では棚から物を下ろすなど徹底した捜索が行われたほか、店外の待合室全体についても探し回りましたが、結局ハサミは見つかりませんでした。

 しかし翌日、ハサミは店内で発見。見つかった具体的な場所は明らかにされていませんが、従業員がハサミがあることのに気づいたということです。

 北海道エアポートによりますと、これまでのところ利用客など外部の人物によりハサミが店外に持ち出された可能性は低いとみられています。

 店舗ではハサミを使うたび鍵がかかる頑丈な金庫に出し入れする決まりになっていましたが、こうした運用方法が守られていなかった可能性もあるとみられ、引き続き原因を調べてくことにしています。

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