16日の日経平均株価は全面高の展開となり、終値は前の日より1336円高い、3万8062円でした。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「前日にアメリカで発表された7月の小売売上高と、週間の新規失業保険申請件数が予想よりも良好な結果となり、アメリカの景気不安後退と円安という2つの好材料がそろい、日経平均の上げ幅は今年2番目の大きさとなった」
来週もパウエルFRB議長の講演など重要イベントが続くなか、もう一つ相場に影響を与えそうなのが自民党総裁選です。
市川氏
「自民党内では現職の党幹部や閣僚の名前が多数、有力候補者として挙がっています。経済政策の特徴を見ると、石破(茂)氏は地方創生を重視し、高市(早苗)氏はアベノミクスを高く評価、原発の必要性を強調しています。また、茂木(敏充)氏は規制緩和や経済改革を前面に掲げています。財政政策と金融政策の組み合わせ次第で、金利・為替・株価の方向性は異なるため、今後、各候補の詳しい主張を見極めることが必要です」
(「グッド!モーニング」2024年8月17日放送分より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。