(ブルームバーグ):15日の欧州株は3日続伸。世界的に良好な指標でセンチメントが押し上げられたほか、来月の米利下げ観測も寄与した。ストックス欧州600指数は1.1%高。テクノロジー、銀行関連銘柄が上昇した一方、公益事業株は下落した。

米国で発表された小売売上高は市場予想を上回る伸びだった一方、新規失業保険申請件数は予想を下回った。

欧州債市場ではドイツ債、英国債が下落。米経済統計に反応した。短期金融市場では利下げ観測が後退。欧州中央銀行(ECB)は年末までに計64ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げが織り込まれた。前日は同70bpだった。

トレーダーが想定するイングランド銀行(英中央銀行)の年内利下げは計42bp。来年の利下げ見通しは計133bp、これまでは計142bpが見込まれていた。

8月15日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

原題:European Stocks Gain for a Third Day on Economy, Rates Optimism

European Bonds Slump With USTs on Retail Data: End-of-Day Curves

(抜粋)

--取材協力:Michael Msika.

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