(ブルームバーグ):米イーライリリーは8日、4-6月(第2四半期)決算を発表、肥満症治療薬「ゼップバウンド」は好調な売れ行きだった。大ヒットしている同薬市場では、競合するノボ・ノルディスクに一歩先行した格好となった。

イーライリリーの発表によれば、ゼップバウンドの売上高は4-6月期に12億ドル(約1750億円)と、市場予想の8億1900万ドルを大幅に上回った。通期売上高予想は454億-466億ドルと、従来予想の上限436億ドルから引き上げられた。

同社はゼップバウンドを強みに、今年に入り2024年の売上高見通しを2回引き上げた。ニューヨーク株式市場で同社の株価は一時14%高。

一方のノボは、肥満症治療薬「ウゴービ」の四半期売上高がアナリスト予想を下回った。米国の薬局給付管理者に対する予想以上の価格譲歩が影響したという。

原題:Lilly Gains in Obesity Race With Novo as Supplies Expand (1)

(抜粋)

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