鹿児島市電は8月3日、発生した鹿児島駅前電停の近くの脱線事故以降、1日当たり約100本少ない土曜ダイヤで運行されていましたが、8日から平日ダイヤでの運行を再開します。

坂口輝記者
「脱線の原因は進行方向を切り替える機械がうまく作動しなかったことでした。修理は完了し、8日から平日ダイヤで運行されます」

脱線事故は8月3日午後、鹿児島市電の鹿児島駅前電停の近くで起きました。

乗客と運転士あわせて9人にけがはありませんでしたが、事故以降、鹿児島駅前電停の一部ホームが使えなくなり、平日も土曜ダイヤで運行していました。

事故は進行方向を切り替える設備が老朽化して作動しなかったことが原因でした。

土曜ダイヤは平日ダイヤと比べて、1日の本数が100本近く少なく、利用者は平日ダイヤの再開を心待ちにしている様子でした。

利用者
「車内も(普段より)人が増えていた」
「(利用目的は)通勤と通園です。ベビーカーを載せるので低床車両が平日ダイヤだと3本に1本は来るのでありがたい」

鹿児島市交通局は、現場以外に13カ所ある同様の設備についても6日までに点検や整備を終えたということです。

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