北陸新幹線を大阪に延伸する詳細なルートが明らかになりました。

 北陸新幹線の「敦賀-新大阪」間の延伸をめぐり、与党の整備委員会が開かれ、国交省から福井県の小浜を経て京都を通る「小浜ルート」の詳細なルートが示されました。

 ルートは3つで、京都の新駅候補地としてJR京都駅の地下に東西方向に設ける案、駅南側の地下に南北方向に設置する案、JR京都線・桂川駅付近の地下に設置する案が検討されました。

 一方で小浜ルートは建設費が当初想定の約2倍になる見込みであることや、工期が長期に及ぶことから、石川県議会などから「米原ルート」を再検討すべきだという声があがっています。

 (与党整備委員会 西田昌司委員長)「(ルートは)敦賀-小浜-京都-大阪で決まっているので、1日も早くこのルートで完成を目指していく」

 与党整備委員会の西田委員長は年内にも3つの案から1つのルートを決定し、2025年度中の着工を目指したいとしています。

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