厳しい暑さが続くこの時期、注意が必要なのが車内での熱中症です。子供の車内放置防止を呼びかける啓発活動が岡山市のデパートで行われました。
(呼びかけ)
「車内放置事案の事故防止を呼び掛けている。車内は暑くなるので気を付けてください」
岡山市の天満屋岡山店で行われた啓発活動には、岡山県警の警察官や児童相談所の職員らが参加し、買い物客に子供の車内放置防止を呼び掛けました。
車内放置を巡っては、津山市で2023年9月、当時2歳の男の子が、約9時間半にわたって車内に置き去りにされ、死亡する事件が発生しています。
子供の車内放置は、児童虐待のネグレクトにあたり、岡山県警によりますと過去3年間で警察が車内放置で児童相談所に通告したのは26件で、このうち14件が買い物中の放置だったということです。
8月7日は車内温度上昇の実験も行われ、外の気温37度、車内26度の状態でエンジンを切ると、日なたで5分後、日陰では10分後に、車内温度が約10度上昇しました。
(岡山県警 人身安全対策課 桑田淳二児童虐待対策係長)
「車内放置は非常に危険。特に乳幼児は、体温調節機能が未発達で自分で体調不良を訴えることができないので注意が必要。車内放置を見つけた場合、すぐに110番通報してほしい。」
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