岩手県内の小中学校に配備されているパソコンなどの端末が2025年度以降更新の時期を迎えるのを前に、様々なメーカーの新しい端末の操作を体験できる催しが8月5日に盛岡市で開かれました。
この体験会は新しい端末についての感想や意見を集めることで、今後共同調達する際の参考にしようと県教育委員会が企画しました。
会場には国内に営業拠点を持つパソコンメーカー10社のブースが並び、学校関係者や小中学生それに保護者など約130人が訪れました。
各ブースでは新しい端末について「耐久性が高まり壊れにくくなった」「立ち上がりが速くなったうえ画面が固まることもほとんどなくなり授業でも使いやすい」などと担当者が説明しました。
参加者は実際に操作しながらその使い心地を確かめていました。
参加した中学生
「今はタッチペンがなくて手書きの際少し困っているが専用のタッチペンがあって充電が早くて反応も良いのがあった。そういうのが良い」
参加した中学校教員
「色々な機能が入ってくると、もう少し勉強して、もっと考えやすいような授業にできれば」
現在(2024年8月時点)県内の公立小中学校で1人1台配られている端末はあわせて約9万台で、その更新は2025年度以降、国の補助のもと各市町村単位で実施される予定です。
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