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 パニック安で過去最大の下げ幅を記録した日経平均株価。6日は買いが殺到し、過去最大の値上がりとなりました。

■投資家「喜んでいいのか分からない」

株価ボードは一転、真っ赤に この記事の写真

 下落を示す緑一色だった株価ボードは一転、真っ赤になりました。

70代 男性
「きょう上がったんでしょ?」
「(Q.過去最大の“上げ”になっている)過去最大の上げ!?」  投資家
「こんなに浮き沈みがあるのが、普通なのかなと思います。普通のこと?これって」 過去最大の上げ幅

 5日、ブラックマンデーを超える4451円安となる3万1000円台にまで暴落した日経平均株価。しかし、6日は3217円高の3万4675円まで激しく反発。過去最大の上げ幅となりました。

投資家
「NISAなどやっていて、すごく下がったりして不安だったり、上がったりして喜んでいいのか分からない」 投資家
「朝イチで売ってしまったんですけど。きょう(6日)10%くらい上がっている個別株を買っていたので。きのう(5日)の実損は3万円くらい、なんとか。『3万円で済んで良かったな』と」

 日本経済を激しく揺さぶる歴史的な株価の乱高下。

投資家
「ずいぶんと資産が増えていたんですけど、一気に200万円ぐらい減りました。ただ、ジタバタしてもしょうがないので」

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■専門家「“反発を狙おう”と買いが入り」

■専門家「“反発を狙おう”と買いが入り」

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏

 専門家は、どう見ているのでしょうか?

専門家の見立て マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
広木隆氏

「値下がりそのものが悪材料になり、『こんなに下がった』とパニック売りが出て、それに乗じた投機筋の海外での売りが加わるなど、“値下がりという値動き”そのものが、下げを助長した最大の要因。今度は、すごく下がったから“反発を狙おう”という買いが入り、上げが上げを呼ぶような展開になって、ここまで反発した」 買い戻す動きが一気に広がった

 6日の急騰は、売られすぎた市場でたたき売られた銘柄を買い戻す動きが一気に広がったためだとみられています。

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■“世界三大投資家”は日本株をどう見る?

■“世界三大投資家”は日本株をどう見る?

“世界三大投資家”のジム・ロジャーズ氏

 海外投資家にも聞きました。

 あのブラック・マンデーでも逆に利益を出したという、“世界三大投資家”のジム・ロジャーズ氏です。

ロジャーズ氏「みんなが幸せな時、私は逆に心配する」 ロジャーズ氏
「私はこの数年、世界各国で株価が上がってきて心配していた。株価が上がって、みんなが幸せな時、私は逆に心配するんです」

 今の日本株、ロジャーズ氏の見立てでは…。

ロジャーズ氏の見立て ロジャーズ氏
「下がっている時は買うタイミング。今、日本で起こっていることは、バーゲンセールのようなもの。ただ私が買うとしたら、まだ十分に下がりきったとは思わない。この水準でも安いと思う人は、買ってもいいと思います」

(「グッド!モーニング」2024年8月7日放送分より)

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