5日の外国為替市場では5円近く急速に円高が進み、歴史的な日経平均の暴落の一因となりました。

 為替市場は日中、146円台半ばから一時1ドル=141円台後半まで5円近く急速な円高が進みました。

 141円台となるのはおよそ7カ月ぶりです。

 日銀が先月31日に利上げを決めた一方で、アメリカは9月にも利下げする可能性を示唆したことから、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが続いています。

 これを受けて円安の恩恵を受けるとされる輸出関連株などが値下がりし、日経平均株価の暴落の一因となりました。

 午後10時半時点では1ドル=142円台後半で取引されています。

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