出雲市は大手情報通信会社と連携協定を結び、SNS上に専用の情報交換サイトを立ち上げ、全国へ向けた情報発信から移住定住に繋げる計画を発表しました。

これは大手情報通信会社「LINEヤフー」が運営する通信機能「LINEオープンチャット」を利用するもので、「LINEヤフー」の呼び掛けに応募した全国の自治体のなから出雲市が選ばれました。行政機関との連携は、全国初の試みだということです。

LINEヤフー マーケティング責任者・別府賢太さん:
出雲市はブランド価値が高く、そのようなところと連携できることはメリットと感じています。

「LINEオープンチャット」は、誰でも匿名でメッセージを書き込み共通の話題について会話ができる仕組みで、市はホームページなどから参加者を誘導し、交流人口の拡大を図りたい考えです。メッセージをやり取りする情報交換サイトは、「みんなでつくる出雲旅」と名付けられ、市は「観光」をテーマにした会話をきっかけに出雲の魅力を知ってもらい移住・定住に繋ぐ狙いで、人手不足の問題を抱える地元交通事業者も連携し、最終的には運転手確保に繋げたいとしています。
SNSを通じた新たな移住定住の試み。市は10人程度の人材確保を目指すとしています。

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