揚げ物に使った油で飛行機が飛ぶ!?西日本初の取り組みが始まります。

 8月2日に新たな協定を結んだ大阪府豊中市と日本航空。内容は家庭で使い終えた食用油の回収についてです。西日本初だという取り組みとは…

 (記者リポート)「台所で使い終えた油を専用のボトルで持ち込んでこちらの緑の箱の中に流し入れると、回収されて飛行機の燃料になるということです」

 日本航空は脱炭素を進めていて、2030年までにSAFと呼ばれる持続可能な航空燃料を全体の10%、置き換えることを目指しています。集めた食用油は堺市内の工場で精製されることで、このSAFにリサイクルすることができるのです。

 豊中市内のスーパーマーケット1店舗で3日に油の回収が始まり、市と日本航空は順次、設置箇所を増やす方針です。

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